膀胱炎に中耳炎の薬が効く?
鶏の卵白から抽出されて作られた酵素剤にアクディームというものがあります。アクディームの体内での作用について、詳細までは医学的に明らかになっていませんが、現在耳鼻科や眼科などで多く処方されています。ただし、アレルギー体質の人には副作用があるようなので、アクディームの取り扱いには十分注意が必要です。
なお、中耳炎などの症状に対して、アクディームは消炎剤として使用されることがあります。では、炎症を抑えるということは、アクディームは膀胱炎にも有効な薬なのでしょうか?膀胱炎も中耳炎と同じく炎症が起きているわけですから、アクディームのような消炎作用のある薬であれば服用しても大丈夫なはずですよね。
しかし、そもそも、膀胱炎というものは「原因菌が膀胱内へ入り込むことで起こる炎症により起こる病気」です。膀胱炎になると頻繁にトイレに行くことになったり、時には痛みを感じることがあります。膀胱炎の症状が出た場合は、放置せずに医師の診断を受けるのがベストです。時間的に余裕がない場合は仕方ありませんが、できるだけ早く専門医に相談しましょう。
それに対してアクディームという薬は、消炎作用を持つ酵素系のゆすりです。実際に膀胱炎の治療薬として、病院で処方されることもあるようです。ただし、アクディームは炎症を抑える効果だけで、膀胱炎の原因菌を滅菌するような効き目はありません。そのため、中耳炎の治療薬であるアクディームという薬は、膀胱炎の根本的な治療には役立ちません。中耳炎の症状を緩和したい場合など、アクディームはひとまず炎症を抑えたいときなどに服用するものです。
素人の判断でこれらの処方箋を飲むのは危険です。必要な時は医師に相談しましょう。どうしても膀胱炎の痛みに絶えられず飲んでしまった場合は、後日医師の診断を受ける際に相談をしましょう。薬には飲み合わせというものがあるので、自己判断で中耳炎の薬やら膀胱炎の薬やらをゴチャゴチャに飲んでしまっては、帰って症状が悪化することになってしまう可能性もあります。
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